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前に進むだけが医療じゃない!古いやり方が最先端を上回る可能性

" 整動鍼, 医療 "

2018年5月24日

ドラマ「ブラックペアン」

チーム・バチスタの栄光」や、「ジェネラル・ルージュの凱旋」で有名な海堂 尊さん原作の「ブラックペアン1988」(ドラマの題名はブラックペアン)が嵐の二宮和也さん主演でドラマ化されています。

先日、5話目まで放送されました。

 

展開も面白く、私も毎回楽しみに見ています。

 

世間では医者と治験コーディネーターとの癒着が酷いとか話題になっていますが、まぁドラマですしね、そんなこと言い始めたら、主人公の男女が街中でぶつかってケンカになって、後日「あ!あの時の!!」って再会して、なんだかんだで結ばれるのもあり得ませんけど(笑)

 

話を戻します。

 

ドラマ「ブラックペアン」

主人公は天才外科医でオペ室の悪魔と言われ、医局の中で一匹狼の二宮和也さん演じる渡海先生。(男版「私失敗しないので」状態)

 

渡海先生の上司、同じく天才外科医の内野聖陽さん演じる佐伯教授にしかできない佐伯式(渡海先生は佐伯式できちゃう)と言われる術式が成功した総仕上げとして使うブラックペアン(止血鉗子)が題名にもなっています。

 

このドラマの中で、グッとくるセリフがありました。

 

第4話で手術困難な僧帽弁閉鎖不全の女の子が出てきます。

お医者さんは最新の技術を駆使し手術しようとしますが、何度やってもシミュレーションの段階で失敗してしまいます。

 

そんな最新の治療法を使っても手術困難な女の子に渡海先生が手術をすることになるのですが、その手術は最新の技術ではなく、一般的なカテーテル(カテーテル+α)を使い、無事成功するのです。

 

その際、二宮さん演じる渡海先生がこんなセリフを言います。

 

「最新テクノロジーがあったって、使えなきゃ意味がないだろ、古いやり方にも強みはある、前に進むだけが医療じゃねんだよ。」

 

心にドスンと来ました。

 

ドスンときた理由、それは私が「鍼灸師」だからです。

 

古いやり方が最先端を上回る可能性

 

古来からの治療法といえば?と街中アンケートを取れば、おそらく「鍼灸」が上位に来ると思います。

 

鍼灸は2000年以上前から行われてきた治療法と言われています。

世間一般では「治療して良くなった」とか「受けたけどよくわからなかった」とか「こわいから嫌だ」とか、なんとも安定しないイメージの「鍼灸」です。

 

マイナスなイメージがある方はこちらもご覧ください!

過去のブログ 鍼灸治療は院によって全く違う!! 鍼灸師が教える、鍼灸院を選ぶコツ

 

 

現代の医学が最先端の技術に目を向ける中、帯広で古来からの技術「鍼灸」に注目しているプロジェクトがあります。

 

それは鍼灸を科学するというプロジェクトです。

 

北斗病院と整動協会の共同研究

帯広にある社会医療法人北斗 北斗病院は267床の大きな総合病院です。
様々な研究や取り組みが行われている病院で、最近では手術で切除したがん組織の、がん遺伝子検査を無料で行う事を発表し話題になっています。(大学病院では自費負担だと約76万円)

患者さんのために、臨床と研究が密に行われている病院なのです。

 

そんな病院と整動協会が現在共同研究しているのは「鍼治療で脳にどんな変化がおこるか」という研究です。
MEGという脳内磁気を調べる機械を使い、鍼治療の前後の変化を比較検証しています。

 

さらに最近では付属の施設で鍼と便秘の検証を行い、実に興味深いデータが集まってきています。

効果があるのに認知されない

鍼灸に関する文献は過去にもありますが、評価されるまでにいたらないことが多く、「やったら、よかったっぽい」領域からなかなか脱せずにいます。

 

今まで多くの鍼灸師がその領域を突破しようと試みたと思いますが、設備医療組織団体の協力支援技術環境など色々な条件が整った状態で研究を行わないと、評価の高いデータではないと判断されてしまいます。

 

特に設備に関しては、鍼灸師だけではどうにもならない問題です。

 

病院の協力体制が万全

 

先ほどもお話ししたように、今回の研究はMEGという脳磁計を用い、鍼治療の前後で脳がどのように変化するかをデータ化しています。

なぜ今までこの様な研究がされてこなかったのか。

いえ、したくてもできなかったのです。

 

MEGは一台5億円、さらにこのデータを解析するスペシャリストの先生が必要不可欠です。

この機械を使わせてもらえる病院の協力も必要です。

 

 

さらにお医者さんをはじめとする職員の方々の協力体勢もこの研究を成功させるための大きな要素です。

 

今までは鍼灸の効果を証明するに至っていなかった為、今現在、お医者さんの中では「鍼灸は胡散臭い」というイメージがまだまだ大半を占めます。

医学的な知識が高いという事もあり、一般の方よりも疑っていると思います。

 

ですが、患者さんの生活の質を上げたいという思いは同じです。

 

ですから、信用に値するデータを提示することが出来れば、鍼灸を取り入れる医療機関は増えると考えています。

 

 

 

研究中の空いた時間の一コマ

 

MEG室にて、お医者さんに鍼をして効果を実感して頂いた時の写真です。

 

「あ!らくだ!らくになってる!」

 

足や手に鍼を一本刺して、肩こりや腰がらくになったという、解剖学では理解できない現象をお医者さんや院内スタッフの方に体感して頂いています。

 

最近は職員さんの間でも、はり治療のうわさが広まっているとのことで嬉しい限りです。

 

 

 

現在、このプロジェクトは、先ほど挙げた条件全てが整ったうえで検証がされています。

 

鍼灸の効果が立証されれば、鍼灸の需要ももっと多くなる事は間違いありません。

 

患者さんの為、未来の鍼灸界の為、検証は行われています。

 

この記事を書いた人

札幌市白石区の北郷通りはり灸整骨院、院長の山本です。

 

鍼治療を探求し、患者様から「ここに来てよかった」と言って頂く瞬間のために情熱を注いでいます。

 

趣味は身体を動かす事、映画鑑賞、ドライブ、かわいいかわいい娘と遊ぶこと。

カテゴリー: 整動鍼, 医療.
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