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不登校の原因にもなるお腹の症状(下痢・腹痛・吐き気)

" 過敏性腸症候群(IBS) "

2018年6月18日

 

下痢、腹痛、吐き気による不登校について

全国に不登校児は何人くらいいるのでしょう。

文部科学省によると、平成28年度の小学校、中学校の不登校の子どもの数は全国で13万人余り

中学校に至っては10万人余りいるとされ、1クラスに1人いても不思議ではない数字です。

 

不登校になる原因として「やる気の問題」や、「友達や先生と合わない」、「学業の影響」など、本人の精神面やその環境ばかり注目されています。

しかし、本人の身体についてはどうでしょう?

 

メンタル的な事が重視されていますが、本当は身体に問題があるとしたら?

 

今回は不登校の原因となりうる可能性がある、原因不明のお腹の不快感「機能性消化管障害」についてご紹介します。

機能性消化管障害とは?

機能性消化管障害とは、口から肛門までの消化管の運動機能障害によっておこる様々な病態が含まれた呼び名です。

過敏性腸症候群(IBS)非びらん性胃食道逆流症(NERD)機能性ディスペプシア(FD)などがこれにあたります。

また、これらの症状を混合的に発症していることもあります。

 

過敏性腸症候群(IBS)

下痢型、便秘型、混合型、ガス型などタイプによって症状は変わりますが、急激な便意と腹痛に襲われ下痢をしてしまう、または便意があっても便通がないか少ししか出ず、つらいお腹の張りやガス漏れに悩まされる、またはそれらを交互に繰り返すなどの症状があります。

 

非びらん性胃食道逆流症(NERD)

食道の逆流症は逆流性食道炎と非びらん性胃食道逆流症に分けられ、通常、逆流性食道炎は食道の粘膜にびらん(粘膜が浅く欠損した状態。深いときには潰瘍と呼ばれる)などが出来ますが、非びらん性胃食道逆流症はそれらが確認できません。

ですが、逆流してくる胃酸で胸が焼けるような不快感、胸の痛み、吐き気、のどの違和感などを感じます。

 

機能性ディスペプシア(FD)

ディスペプシアとは、「胃が痛い」「胃がもたれる」などの症状をあらわす医学用語です。

慢性的な胃のもたれから、食欲低下、体重減少、みぞおちの痛みなどの症状があらわれます。

 

 

これらに共通しているのは、カメラなどの検査で異常が見られない、原因が特定できない、薬で改善されにくいため長引きやすいという事です。

 

お腹の不調を訴える不登校の子供は消化器系の病気を疑う

 

今回このブログを書くにあたり、NHK埼玉の特集を見つけました。

不登校『隠れた病気』の治療で克服」という記事です。

 

こちらの記事では、消化器系(腹痛、吐き気など)の症状を抱える不登校の子供たちの27人を検査したところ、23人が機能性消化管障害、2人がピロリ菌、2人が潰瘍性大腸炎と診断されています。

そして病名に対する治療をした結果、20人は再び通学できるようになっているという内容でした。

 

特集によると、学校に行けなくなった子どもたちの中には、腹痛や吐き気などの体調不良を訴え、病院に行っても「思春期特有の悩み」や「ストレス」が原因とされるケースが多いと指摘されています。

確かに精神的な問題もあるとは思います。

 

しかし冒頭でも書いたように、身体に不調をきたす病気があるとすれば、それを治療しなければなりません。

 

インフルエンザで具合が悪いのに「ご飯が食べられないのは精神的な問題だ」と言っても誰も納得しません。

厄介なのは、「あなたは心の病です」と言われると、それはやがて現実になるということです。

周りから影響を受け「自分は心の病だ」と思うことで実際に心の病気を発症し悪循環に陥ります。

 

 

 

不登校に様々な原因があるのは間違いないですが、お腹の不調を訴えて不登校になった場合、この機能性消化管障害もよくある要因の一つとして考えなければなりません。

 

 

薬で改善できないとしても消化器科を受診した方がいい理由

原因が分からず、検査でも異常がみられないという意味では病名に大きな意味はないですが、子供にとってはそれでも大きな意味があります。

 

不登校の子供たちは自分でもなぜ体調が悪くなるか分からない為、自分を責める傾向があります。

将来を考えると、学校を休むことが自分にとって良くないことは分かっていても、行きたくてもなぜか朝になると体調が悪くなるため行けない。

この「なぜ」に病名が入ることで、自分のせいではなく、体の問題なんだと認識できます。

 

そう思えるだけで精神的にもかなり楽になるのではないかと思います。

 

精神的な影響ではなく、身体的な問題があるという事実が本人にとってとても大切な事だと思います。

 

 

治療法は?

 

病院では症状に合わせて、酸分泌抑制薬、整腸剤、痛み止め、吐き気止め、抗うつ薬、抗不安薬などを処方します。

しかし、投薬治療だけでは改善しない場合もあります。

そんな時「鍼灸治療」を選択肢として考えてください。

 

お腹の症状に鍼灸?と疑問に感じるかもしれませんが、鍼灸治療で高い改善率があります。

 

古くから胃腸の症状に対して鍼灸治療は行われてきました。

胃もたれ、下痢、便秘、様々な症状を鍼灸治療で改善してきた歴史があります。

 

現在、当院が所属している整動協会は整動鍼という新しい鍼の治療法を用いて、北海道帯広市の北斗病院と共同で研究を行い、便秘に対する鍼灸治療の検証を行っています。

 

検証の結果、高い改善率が確認され、お腹の症状にも鍼灸治療(整動鍼)の有効性が認められつつあります。

(研究時の様子)

 

 

鍼灸(整動鍼)での治療方法

 

では、どんな風に治療をするのか?

ちょっとその前に、想像してみてください。

 

普段健康な方でも、胃がもたれているときや、腹部に違和感がある時、そのあたりを圧迫すると、どんな感覚があるでしょうか?吐き気や腹痛を感じると思います。

   

機能性消化管障害を患っている方は、常にその状態で生活している感覚です。

 

腹部の圧迫は脳と身体が作り出しているおなか・みぞおちの緊張です。

常にその部分が硬く緊張している為、慢性的な不快感があります。

 

その緊張を緩めることが出来れば、不快感は減少します。

腹部の緊張を探る為、整動鍼では腹診を行います。

 

 

腹診とは文字通りお腹を診ることです。

お腹をエリアで分け、各エリアに対応するツボに刺激をすることで腹部が緩む現象を利用します。(この方法は整動鍼独自のやり方です。)

 

この現象は反射のように考えてみてください。

 

物が飛んできたとき無意識に目の筋肉を調整してつむるのと一緒で、あるポイントA(お腹)の緊張はそのポイントと関係するポイントB(ツボ)を刺激すると緩むという現象が起こります。

 

 

腹部の緊張が調整できれば常時あった腹部の圧迫感、不快感は改善されます。

すると、内臓への圧が和らぎ胃腸は正常な動きを取り戻します。

 

腹部症状が落ち着くと、身体的にストレスが軽減するため、不登校の解決に大きく近づきます。

 

最後に

すべての不登校がこれらに当てはまるわけではありませんが、今回のように身体的な問題がある状態で、気持ちの問題と考えられてしまっているパターンは多いのではないかと思います。

お腹の訴えがある子供の場合は、病院を受診し、薬や鍼灸院でお腹の調子をととのえ、解決することが大切です。

 

 

このブログが不登校でお悩みの学生さんやご家族のお悩み解決の手助けになることを願っています。

 

全国の整動鍼治療が受けられる治療院はこちらから

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この記事を書いた人

札幌市白石区の北郷通りはり灸整骨院、院長の山本です。

 

鍼治療を探求し、患者様から「ここに来てよかった」と言って頂く瞬間のために情熱を注いでいます。

 

趣味は身体を動かす事、映画鑑賞、ドライブ、かわいいかわいい娘と遊ぶこと。

カテゴリー: 過敏性腸症候群(IBS).
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