札幌市白石区の鍼灸(はりきゅう)院|頭痛,過敏性腸症候群,腰痛,肩こりは鍼と整体専門の北郷通りはり灸整骨院へ
北郷通りはり灸整骨院

背中の痛み、腰痛

症例15 2週間前から徐々に悪化してきた腰痛 下肢の調整で改善

 

患者

30代 男性 札幌市厚別区在住 鍼灸経験なし

 

来院

30年6月

症状

約2週間前から特に思い当たることもなく腰に痛みを感じるようになった。

腰の痛みは徐々に強くなり、今では安静時も腰に嫌な感覚があり、立っていると痛くなり、体勢を変える際に瞬間的な強い痛みを感じる。

特に前屈と後屈は痛みが著明だった。

仕事はデスクワーク、過去にヘルニアの手術歴がある。最近ジムに通い始めた。

 

以前からの知り合いだったため、当院に「なんとかしてほしい」とご相談いただいた。


治療内容と経過

初診時

腰の痛みは腰の中央から下部にかけて感じる。

診てみると腰椎(背骨の腰部の骨)の周囲で痛みが強いことが分かった。

 

まず、腰の後屈と前屈に関係しているふくらはぎのツボに鍼をした。

再度痛みを確認、痛みの低下がみられた。

さらに仰向けで腰が反る感覚で痛いとのことで足の甲とスネに鍼をした。

再度痛みを確認すると、痛みはかなり低下していた。

最後に腰周りの筋肉を緩める整体を行い治療を終了した。

 

翌日LINEにて、「びっくりするぐらい良い」とご連絡いただいたため、何かあればご連絡いただくようお伝えし、治療を終了した。

※画像公開はご本人に了承済みです

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

玉天L、玉人L、大腰L、元瑠L、活法腰痛パターン

 

考察

本人には特に思い当たる原因がない腰痛の症例だった。

しかし、話を聞くとジムで下半身ばかりトレーニング、さらに仕事中は常に座っているため、下肢の筋肉に問題があるのではないかと考えられた。

結果的に腰には刺激せず、改善することができた。

 

また、身体が改善していても脳には先ほどの痛みの記憶が残っているため、かばう動作が残っていたり、痛くないと自覚できるまでタイムラグが出ることがある。

今回も治療直後大きく変化していたが、翌日さらにらくになったという症例だった。

 

 

症例14 30分前に発症したぎっくり腰 仕事があるから今すぐ何とかしたい

患者

30代 男性 苫小牧市在住

来院

平成30年3月

症状

30分ほど前、外出先にて立ったまま前かがみでボルトを締めていた際に腰に痛みが走り、腰が伸ばせなくなった。痛みは腰全体にあるが特に下部に強い、左右差は無い。

歩行は出来るが痛みを避けるような体勢になってしまう。立ったり座ったり、体勢を変える瞬間が一番つらい。

外出先が当院の近くだったため、近くで治療できるところを探し、「この後仕事に行かなければならない、何とか動けるようになりたい」とお電話いただいた。

治療内容と経過

初診時

お辞儀動作は少し出来る、腰を伸ばす動作は出来ない。痛みを伴う。

腰痛の場所から、ふくらはぎに原因があると考え、鍼をした。体勢を変える際の痛みが軽くなり、ゆっくりだった動作も素早くなった。

痛みが軽くなると背中のハリが気になるようになった為、スネに鍼をした。

背中のハリも楽になり、腰の痛みも動ける程度まで改善したため治療を終了した。

 

同時に治療した症状

背中のはり

使用した主なツボ

後谿L、玉人L、玉天L、玖路L、地機L

考察

患者さんは治療後すぐに仕事に行かねばならず、治療時間も30分しかなかったため、時間との勝負だったが、仕事が出来る程度まで改善することが出来た。

本来であれば、もう一度治療する必要があるが、自宅が遠い為、一度の治療で終了することになった。

 

症例13 連日の雪かき後、椅子から立ち上がった際におきたギックリ腰

患者

20代 女性 札幌市白石区在住

来院

30年2月

症状

来院の4日前、椅子に腰をかけていて、携帯を取ろうと立ち上がった際に腰に強い痛みが走った。

症状が出る前は毎日のように雪が降り、連日雪かきをした為、腰にハリを感じていた。

痛みは背中の下部からお尻にかけて広範囲に出ていた。

特に前かがみと、腰を伸ばす動作で痛みが走る。立ったままでいると腰痛が出てくる。

1年前にもくしゃみをした際にぎっくり腰になり、1週間仕事を休んだことがある。

 

以前、違う症状で通院したことがある当院にご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

前屈をしていただくと、腰だけではなく広い範囲に痛みを感じていた。さらに戻る時にも腰に痛みがあった。腰を反らすと痛みはあるが、なんとかできる。

背中の緊張具合と右下肢の状態から関係のある右スネのツボに鍼をした、さらに股関節の調整の為、股関節の動きに関係のある足の甲のツボに鍼をした。

再度腰を反る動きをしていただくと、痛い範囲が小さくなっていた。前屈の痛みはなくなり、前屈から戻る際の痛みは残っている。

お尻にも筋肉の緊張が見られた為、関係する手の甲と、モモ裏に鍼をした。

前屈から戻る際の痛みも、反る動きも痛みが気にならなくなった為、治療を終了した。

 

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

玖路R、中腰R、威霊R、殷門R

考察

雪かきで身体を酷使した事で筋肉の緊張バランスが崩れ、発症した腰痛と考えられた。

股関節や背中の筋肉が、疲労で収縮しにくくなり、背中と股関節の動きが制限され、腰部にかかる負担が増した。その為、腰には鍼をせず、背部と股関節の調整を行ったことで腰が解放され、良い結果が出たものと思われる。

 

症例12 仕事中重い物を持ち上げた際に起きてしまったぎっくり腰

患者

30代 男性 札幌市白石区在住

 

来院

30年2月

症状

3日前、仕事で重い物を肩に担ぎ、運ぼうと腰を伸ばした際に腰に痛みが走った。

翌日は痛みで動けず、歩けなかったため自宅で様子を見たが、来院当日からなんとか歩けるようになり、早く仕事に復帰しなければならない為、ご家族に調べてもらい、当院のホームページを見てご連絡いただいた。

 

特につらい動作:車の乗り降り、椅子からの立ち上がり、起き上がり、前屈、腰を伸ばす

治療内容と経過

初診時

前屈は少し出来るが、腰を伸ばすことが出来ず、腰を引いた状態のまま固まっていた。

痛みは腰の中央からやや左にかけて広い範囲に感じるとのこと。

背中の反応と、動作の制限から関係があると思われるスネのツボと足の甲のツボに鍼をした。動作を確認すると、中央は気にならなくなり、腰の左に集中的に痛みを感じた。

そこで、痛む場所と関係する手の甲に鍼をした。すると腰を伸ばせるようになった。

さらにふくらはぎに鍼をすると腰を反らすことが出来るようになった。

これなら仕事に復帰できるとのことで、治療を終了した。

 

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

玖路L、大腰L、威霊L、玉天L

考察

ぎっくり腰は痛みが強い為、痛みのせいで腰周りを固めてしまうことがあるが、固めることで回復が遅れる場合がある。

鍼で身体の筋緊張のバランスを整え、動ける状態にして実際に動いてもらい「動いても大丈夫」という体験をさせることで、脳が「痛くて動かせない記憶」から「動いても大丈夫な記憶」に上書きする。すると、できなかった動きもその場で行えるようになる。

 

 

症例11 思いがけず現れるお尻の痛み

患者

30代 女性 札幌市白石区在住

来院

30年1月

症状

昨日、自宅にて、何気なく立ち上がった際に左のお尻に痛みが走った。

その痛みは一度出るとジワジワ痛いが、時間が経つと治まる。

立っていても痛くなる時がある。

横になった際は出る時と出ない時がある。

自分でも、どのような動作で痛いか分からない。

以前、当院にて治療していた経験があり、ご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

お尻の痛みの場所を確認し、そこに関係のある背中のツボに鍼をしたが、あまり変化はみられない。

次に、同じくお尻の筋肉に関係する足のツボに鍼をした。

すると痛みは4割ほど低下した。

さらにお尻の緊張を緩める効果のある手のツボに鍼をすると痛みがなくなった。

色々な動きや姿勢をしていただいたが、痛みは出なかった。

また症状が出るようならご連絡いただくようお伝えして、治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

T5(4)L、三陰交L、精霊L

考察

お尻の痛みは背中、腰、膝、足などいろいろな原因が考えられる。

今回は足と手を調整することで改善できた。

痛い所はもみたくなるが、それでは根本的な解決にはならず、長引く可能性がある。

症状が出て、すぐに治療を開始できたことも早期改善につながった。

 

症例10 エアロビクスをした翌日に発生した腰痛

患者

50代 女性 札幌市厚別区在住

来院

30年1月

症状

朝起きて家事をしているうちに、腰に痛みを感じ、その痛みは次第に動けないくらいに悪化した。

腰の痛みは腰から左臀部にかけて感じる。動かなくても痛みがある。

昨年3回のぎっくり腰をやり、そのたびにブロック注射や痛み止め、シップで治療していた。

以前、整形外科にて腰椎変性すべり症の診断を受けている。

二日間様子を見ていたが、良くならない為ホームページをみてご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

座っていても、立っていても、歩いても痛みが増す。

前かがみは出来るが、腰を反らすことで痛みは悪化する。

立ったまま体を左に倒す動き(左側屈)に制限が強かった。

始めに左側屈動作に関係が深い膝のツボに鍼をした。

次に、腰を反りやすくするのに効果的なスネのツボに鍼をした。

腸腰筋の緊張を緩めるツボに鍼をして、初回の治療を終えた。

 

2回目

初回後はまだ痛かったが、翌日になると痛みは8割減っていた。

今はちょっとした拍子に少し響く程度。

腰に残っている緊張を探し、そこに関係するツボに鍼をして治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

玉陽L、豊隆L、大腰L、承山L

考察

 久しぶりにやったエアロビクスの影響か、または3か月~4か月毎に発症していたぎっくり腰によるものか分からないが、どちらにしても少し負担が増すことで起こる腰痛は体の張力のバランスが崩れている方におこりやすい。

腰だけではなく体全体の緊張を調整することで、腰痛を起こしにくい体に改善できる。

症例9 背中の痛み いつも感じていた張り・痛みが悪化した

患者  

40代 男性 札幌市豊平区在住

来院

29年12月

症状

3ヶ月ほど前から背中の痛みがつらくなってきた。

以前から、背中の張り、痛みは感じていたが、耐えられないほどではなかった。

今は常時痛みがある。

同じ姿勢をとっていると痛みが強くなる。

寝ていても痛みが強くなってくる。

内科にて画像診断してもらったが、異常は見つからなかった。

元々4月頃に左スネが痛かった、夏頃は左股関節も痛かった。

そして今回は左の背中に痛みを強く感じる。

知り合いの紹介とホームページをみてご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

背中の痛みを細かく診ていくと、ピンポイントで痛みを感じる所があった。

スネと、股関節、そして背中に関連するツボに鍼をした。

すると常時感じていた背中の痛みが無くなった。

身体を動かしても痛みはなかった。

左右の筋緊張バランスを整えて、治療を終了した。

同時に治療した症状

左腰の筋肉の緊張

使用した主なツボ

豊隆L、承山L、地機L

考察

左の背中の痛みが出るまでの過程をお聞きすると、左のスネ、左の股関節とすべて左側に症状が出ていた。

その症状すべてに共通する1か所のツボで痛みは取れた。

今回のように、症状が出るまでの過程に治療のヒントが隠れていることがある為、問診でお聞きする内容を大切にしなければならないと改めて感じた症例だった。

 

 

症例8 重い物持った際に発症したぎっくり腰

患者  

50代 男性 札幌市白石区在住

来院  

28年11月

症状

二日前、しゃがみ込んで重い物を持って運ぶ作業を繰り返していた。

そのあとすぐに腰部に痛みを感じ、痛みは次第に強くなった。

寝返りや、起き上がる際、動き出しの際に腰に痛みが走る。

前屈はできるが、腰をそらすことが出来ない。

下肢のしびれなどはない。

一年に一回くらいぎっくり腰をやっている。

治療内容と経過

初診時

腰を伸ばせないことから、足の甲に鍼をした。

すぐに腰を伸ばせるようになった。

次に腰部に緊張の強い所があった為、頭の付け根に鍼をした。

動作痛が弱くなっていることが確認できたため、初回の治療を終了した。

 

2回目

前回の痛みは半分になった。

今は腰を反らす動き、同じ姿勢からの動き始めで腰部に痛みが出る。

前回と同じく、足の甲に鍼をして動作の痛みが低下。

さらにふくらはぎに鍼をして、腰部の緊張をとった。

痛みが気にならない状態になった為、痛みが出るようであれば連絡いただくようお伝えし、治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

大腰R、上天柱R、承山R

考察

腰に負担がかかったことで発症したぎっくり腰。

しかし、体のどこかの動きが制限されていることで腰に余計な負担が加わっていることが多い。

腰部以外の動きの悪さを改善できれば、ぎっくり腰も早期に改善させられる可能性がある。

 

 

症例7 17年間つづいた、年に何度も悪化する原因不明の腰痛

患者

40代 女性 札幌市白石区在住

来院

29年11月

症状

17年程前から、腰痛に悩まされている。

常時痛みはあるが、一年に何度か動けないほどの痛みに襲われ、一ヶ月間寝たきりの状態を何度も経験している。

ここ三年くらいは特に痛みが強く、歩くのもやっとの状態で生活していた。

常時腰痛は感じるが、座る時間が長いと、その後、痛みが強くなる。

歩行時も、徐々に痛みが増し、股関節周りや、両下肢に痺れと痛みが出てくる。

いくつも整形外科を受診しているが、原因が分からない。

整骨院やマッサージ、カイロに通ったこともあるが、痛みが楽になることは無かった。

お知り合いの方から当院を紹介していただき、ご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

身体の状態を確認すると、腰全体の痛みと、そこから臀部に広がる痛みが確認できた。

まず、背中に反応があることと、坐位で症状が悪化することから、坐骨部分に圧がかかり過ぎていることを考え、足首に鍼をした。

次に、肩こりもあるとのことだったため、腰痛との関連もあると考え、肘に鍼をした。

歩行時、足が前に出なくなることがある。

それを改善する為、足の甲に鍼をした。

一度動いていただき、腰の状態を確認すると、腰が軽くなっていることが確認できた。

股関節の動きを確認すると、左側で可動域に制限があった為、膝のツボに鍼をした。

腰痛が半減していたので、初回の治療を終了した。

 

2回目

腰の軽い感覚は続いている。

痛みは前回治療してから少なかったが、少しずつ戻ってきていた。

腰の中央当たりの痛みは気にならなくなり、今は腰上部の緊張感と腰下部の痛み、両股関節周りの痛みが残っている。

股関節の可動域制限と腰上部の緊張感から、スネにあるツボに鍼をした。

すると、腰上部の緊張感がなくなった。

初回の際も使用した、肩こりと腰痛に効果的なツボにも鍼をした。

前屈で腰部のハリがあることから、モモ裏に鍼をした。

治療を終えた時点では、腰下部の症状以外は気にならない状態だった。

 

3回目

腰は下部のみ重苦しさが残っている。

痛みが戻った感覚はない。

今は臀部の方が気になる。

股関節の軸を整る目的で、鍼をした。

 

4回目

腰部の痛みはない。

重たい感覚のみ。

両臀部と右ひざ内側に痛みが出ている。

今は臀部より、膝の方が気になる。

膝の痛みと、腰の重たい感覚との関係から、背部に鍼をした。

歩いていただくと、膝の痛みはなくなっていた。

足首に鍼をして、臀部の筋肉を緩め、症状を確認して、気になるところがなくなった為、治療を終了した。

同時に治療した症状

股関節の痛み、膝の痛み

使用した主なツボ

陽輔LR、曲池L、大腰R、膝陽関L、殷門L、足太陽R、T4(5)R、三陰交R

考察

原因不明の腰痛は、整形外科にとって苦手な症状である。

腰に原因を見い出せない場合、お手上げとなってしまうからだ。

鍼灸治療は、腰痛の原因を腰以外から考える為、慢性腰痛は得意分野と言える。

この方は、長年の痛みにさらされ、ほとんどの動作で腰をかばう癖がついていた。

治療して腰痛がなくなっていたが、ところどころ、かばうような動作がみられた。

このかばう動きは、脳が痛くないと認識できるようになれば、スムーズな動作が可能となる。

そして、自然な動き方になれば腰痛はさらに遠のく。

人間は一番痛い所に意識が行くものだ。

そのため、今回の腰部の痛みが改善され、普段感じ取れていなかった膝の痛みが目立ってきたものと考えらたが、その痛みもすぐに取りきることができた。

女性 40代
札幌市 白石区
2017.11

20年近く一年に何度も腰痛で寝たきりの状態になり、この3年くらいは一年中寝たきり状態で、歩くのもやっとの思いで生活していた。

 

10ヵ所以上病院や整骨院やマッサージ、カイロ等行っていたが全く改善しなかったのに、一回目で、ものすごく効果がありました。

こんなに楽になれたのは20年近くぶりです。

 

 

症例6 ぎっくり腰をやって以来感じていた慢性腰痛

患者

60代 男性 札幌市白石区在住

来院

29年7月

症状

30年ほど前に歩けなくなるほどのぎっくり腰をやった。

それ以来、腰痛が出ることが多かったが、だましだまし生活していた。

時々マッサージに通っていたが、効果はよくわからなかった。

10日ほど前から左臀部に痛みが出現。

ここ最近、会社の軽自動車に乗る時間が普段よりもかなり多かった。

症状は徐々に悪化。

特に、前かがみで痛みが強くなり、深い椅子から立ち上がる際にも強く感じる。

お住まいの地域で、腰痛治療が出来るところを検索し、当院のホームページをみてご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

前かがみ姿勢、車に乗っている姿勢から考え、腰部が大きく曲がる体勢に問題があると考えた。

立位で前屈していただくと、腰部の痛みと大腿部後面のはりを強く感じた。

その際、代償動作として膝がかなり曲がった状態だった。

そこで、大腿部後面の緊張を落とすため鍼をした。

再度前屈をしていただくと、最初よりも深く前屈が出来るようになった。

次に、前かがみ動作に対応するツボに鍼をした。

前屈の痛みは半分ほどになっていた。

体育座りしていただくと、腰部に強いはりを感じ出来なかったため、対応するツボに鍼をした。

すると、体育座りのつらさは少なくなった。

再度、前屈動作確認すると、最初の痛みを10とすると2くらいまで低下したということで、初回の治療を終了した。

 

2回目

軽自動車に乗っていると、次第に腰痛強くなってくる。

体育座りは前回より楽にできる。

前回の鍼に加え、ふくらはぎと肘に鍼をした。

 

3回目

前回から腰痛強くなることは無い。

今は2割程度が残っている状態。

この2割は、普段から常時ある腰痛とのこと。

前回同様に鍼をした。

 

4回目

腰痛1割程度で、痛い範囲も小さくなった。

車から降りる際に少し気になる程度。

降りる動作から考え、腰部の側屈と回旋を見てみると、左側屈・左回旋で腰部に痛みがあった。

対応する下腿部のツボに鍼をして、動作の痛みがなくなっていることを確認した。

 

5回目

ほぼ気にならず生活できている。

前屈で張りのある、大腿部後面の緊張を落とし、動作による腰痛がないことを確認して治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

殷門L、後谿L、地機L、承山L、曲池L、光明L、玉陽L

考察

今回は、かなり昔からの腰痛で、だましだまし生活していた慢性腰痛と、急性の痛みが合わさった腰痛だった。

発症して時間が経っているものは、治るのにもある程度の回数が必要な場合も多い。

急性の強い痛みは2回ほどで取れたが、昔からの慢性腰痛をとるために、回数が必要だった。

 

 

症例5 力作業の仕事で痛めた腰痛

患者 

40代 男性 札幌市白石区在住

来院

29年8月

症状

1週間くらい前から、徐々に腰痛を感じるようになっていた。

仕事で重いものを持ったりすることが多い為、日常的に腰に負担をかけている。

また、多少痛くても無理していた為、次第に痛みが強くなっていた。

5年ほど前にも、しゃがんだ際にぎっくり腰になったことがある。

痛みが引かず、だんだん強くなってきた為、ホームページで腰痛を治療できるところを探して、ご連絡いただいた。

治療内容と経過

初診時

立ち上がり動作、前かがみ動作や、左下肢荷重で痛みが強くなる。

立位で体幹を左に側屈しても同様に腰痛強くなる。

痛みは腰部の左に集中しており、安静にしていれば強い痛みはない。

まず、痛む場所がはっきりしていた為、側屈動作に対して有効なツボに鍼をした、再度側屈して頂くと、腰痛は半分ほどに低下していた。

次に痛みがある場所に対して効果的な臀部のツボに鍼をした。

この時点で腰痛は来院時の2割から3割ほどに低下していた。

前かがみ動作で、腰部と大腿後面のハリが気になるとのことで、大腿部に鍼をして、前屈も痛み無くスムーズに行えるようになった。

再度すべての動作を確認し、違和感もほとんどなくなった為、また痛みがでたらご連絡いただくようお伝えして、治療を終了した。

同時に治療した症状

大腿後面のはり

使用した主なツボ

玉陽L、大殿L、殷門L

考察

腰痛は下肢の連動性が悪くなると悪化しやすい。

この方の腰痛は、下肢の硬さがあり、動作制限を起こしたことで腰に負担が集中したと考えられる。

この場合、腰部のマッサージをしても一時的な症状の軽減しか期待できず、翌日には元に戻るということが少なくない。

原因があった下肢にアプローチできたことで、一回の治療で改善することができた。

 

 

症例4 15年以上続いている諦めていた慢性腰痛

患者

40代 女性 札幌白石区市在住

来院

29年4月

症状

20代後半から腰痛があったが、平成27年11月に尻もちをつき、腰痛が悪化した。

それ以来だましだまし生活していたが、職場が変わり事務職から体を使う作業となったことで、腰の症状が強くなり、我慢できず10年以上前にやったことがあったが効果が感じられなかった鍼灸治療をもう一度試してみたいということで来院。

 

 

 

 

 

 

治療内容と経過

初診時

立位での前屈・後屈ともに痛みがあり、立ち上がりの際も腰が伸びない。

仕事中は重いものを持つ作業、中腰作業で痛みが強くなるとのこと。

仰向けで寝た時点で腰痛が強くなる。

仰向けで膝を曲げると腰痛が落ち着く。

まず、腰部の奥にある筋肉の緊張が強いと判断し、足の甲にあるツボに鍼をした。

すると仰向けで足を伸ばしても腰痛が出なくなった。

次にお辞儀動作で痛いことから、ふくらはぎにあるツボを使った。

するとお辞儀動作の痛みが半分ほどに低下した。同様に反る動きに効果のあるツボを使い、反りやすくなった為、初回の治療を終了した。

 

2回目

前回後から腰痛弱くなっている。

前回同様に治療した。

 

3回目

仰向けはそこまで気にならなくなり、寝返りの際に腰が痛い。

確認すると、仰向けで右に寝返りをする際に痛みが出ていたため、左のスネの外側にあるツボに鍼をした。

すると寝返りしても痛みが気にならない程度になった。

また、中腰から腰を伸ばす動作で左の腰に痛みがある。

左手にあるツボを使い、腰が伸ばしやすくなった。

鍼治療の効果を感じていただけたようで、頭痛もみてほしいと症状の訴えがあった。

時々右目の奥がズキズキ痛む(左もあるが右のほうがつらい)、痛み止めを飲んでも効かないとのこと。

今日は朝から頭痛が取れない。

腰を捻ると右の腰が痛いことと、右の肩甲骨内側の筋肉が緊張していたことから、右の肘にあるツボ、右の肩甲骨にあるツボを使った。

すると腰を捻る痛みが出なくなった、頭痛も帰る頃には出ていなかった為、この日は終了した。

 

4回目

仕事中も腰痛少ない。

仰向けの痛みもなくなった。

腰痛が出る動きを探してもらうと立位で体を右に倒すと右腰部に痛みが出た。

右ひざの外側にあるツボに鍼をすると、同じ動きをしても痛みを感じなくなった。

頭痛も気にならなくなったとのことで、また何かあればお電話いただくようお伝えして、治療を終了した。

同時に治療した症状

頭痛

使用した主なツボ

右大腰、右中腰、右玉天、右玉人、左光明、左後谿、右曲池、右肩稜、右玉陽

考察

長い間我慢していたことで、色々なところに影響が出ていると感じた症例だった。

腰痛は下肢との連動性が崩れることで起こることが多いが、今回も下肢の動きを整えることで改善できた腰痛だった。

また、この方は15年以上、腰痛に苦しんでいた方で、過去に何度か鍼灸治療を受けていたが、治療効果がなかったことと、施術者への不信感から鍼灸治療自体のイメージが悪くなっていた。

こういう患者様こそ鍼灸治療の良さを感じていただきたかったが、余計な力が入らないよう普段通り治療を行うことを意識した。

 

症例3 朝起きると歩けないほど悪化していた腰から下肢の痛み

患者

80代 女性 札幌時在住

来院

28年12月

症状

普段から右下肢の痛みはあったが、生活できる程度で我慢しながら生活していた。

しかし、今朝起きて動いてみると、臀部から右下肢外側・後面に強い痛みがでていた。

特に無理なことや、痛みを引き起こすようなことをした記憶はない。

過去にも何度か痛みが強くなることはあったが、今回は特に痛みが強く、歩行も困難な状態だった。

月に一度、整形外科を受診し、ブロック注射をしてもらっているが効果を感じない。

20年前に右膝人工関節置換術行っており、それから右下肢のトラブルが多くなった気がするとのこと。

痛みは臀部から膝あたりまであり、後面から外側にかけて出ている。

右脚に体重を乗せることで痛みが強くなるため、歩行もままならない状態で来院。

治療内容と経過

初診

痛みの出ている臀部と大腿部に関係のある腰のツボ二か所に、鍼をした。

さらに右膝の動きの悪さが右下肢全体に影響を与えていると考え、膝の動きを整えるため臀部にあるツボに鍼をした。

治療後、歩行の際痛みはあるものの、右下肢に体重をかけれるようになったため、本日の治療は終了した。

 

2回目

前回より歩行しやすいが痛みはある。

初回同様に治療した。

 

3回目

今回も痛い場所に関係した腰部のツボに鍼をした。

すると歩行時にあった臀部から大腿部にかけての痛みを感じなくなった。

右膝外側に痛みが残っていたので、臀部のツボと背部のツボに鍼をした。

さらに、歩行時の足の運びを改善するため、足の甲にあるツボに鍼をした。

歩行時の右膝外側にあった痛みも感じなくなったため、治療を終了した。

同時に治療した症状

右膝の痛み

使用した主なツボ

右L1(1.5)、右L4(1.5)、右膝根、右L3(1.5)、右T10(1)、右中腰

考察

整形外科でブロック注射や手術などをしても思うように改善しない症状に悩まされる方は意外と多い。

今回は痛みが出ている所が原因ではなく、腰と膝の動きが悪くなった結果、下肢に痛みが出ているという状態だった。

原因点にアプローチできたことで、早期改善に繋がった。

 

 

症例2 旅行先で突然起きたギックリ腰

患者

30代 女性 札幌市白石区在住

来院

29年2月

症状

出張先にて、キャリーバッグを持ち上げようとした際に左腰に痛みが走った。

何とか出張先から帰宅し、以前通院したことがある当院にご連絡いただいた。

仕事上、商品の品出し作業や、長時間の運転が多い為、日常的に腰の負担は感じていた。

腰を伸ばすのが特につらく、前屈で左腰にツッパリを感じる。

寝ている体勢がつらく、寝ていても腰をどこに持っていけばいいかわからない感覚で、眠れていない。

治療内容と経過

初診

常時痛みがある。

仰向けで膝を伸ばせなかった為、足の甲にあるツボに鍼をしたところ、仰向けで膝を伸ばしてもつらくなくなった。

次に腰の左側の筋肉に痛みが出ていることから、手の甲にあるツボと膝裏にあるツボに鍼をした。

さらに左ふくらはぎを触ると硬さがみられた為、ふくらはぎにあるツボに鍼をした。

起き上がりの痛みはあるものの、痛みが続かなくなったので、本日の治療は終了した。

 

2回目

前回後しばらく調子よかったが、昨日、床にお姉さん座りを2時間程してから腰痛強くなった。

立位で腰を少し反ると強い痛みがでて、前かがみをすると背骨の際の筋肉が痛い。

腰が反りやすくなるツボと前屈がしやすくなるツボに鍼をした。

再度、前屈、後屈してみると、痛みは出なかった。

さらに今回の痛みはよくない体勢が続いたことも悪い影響を出していると考え、股関節を確認した。

すると左股関節を内側に動かした際に腰痛が起きたため、股関節の動きを整える目的で、スネにあるツボに鍼をした。

同じ股関節の動作で腰痛でないことを確認し、この日は治療を終えた。

 

3回目

前回のような痛みは出ていない。

現在は、右腰にハリを感じるのと右膝を地面につくと膝蓋骨の横が痛いとのこと。

当初の左腰痛は無いようだったが、右腰にハリと右膝に症状あるということで、そちらの治療をした。

まず、体育座りをしていただくと、右腰部にハリを感じたため、スネのツボに鍼をした。

再び体育座りをしてみるとやりやすくなっていた。

次に右膝の痛みを考え、背中と臀部に鍼をした。すると膝を地面についても痛みが出なくなった為、治療を終了した。

同時に治療した症状

膝の痛み

使用した主なツボ

大腰L、委中L、腰腿点L、承山L、玉人L、玉天L、豊隆L、地機R、T10(1)R、膝根R

考察

ぎっくり腰も根本的な治療をすると早期改善が可能である。

今回は初回の治療で良くなったため、すぐに身体に負担をかけた事でぶり返した症状だった。

痛みから解放されると、ついつい痛みで出来ていなかった家事や仕事をやってしまいがちだが、治りきる前に無理をすると症状が戻ってしまうことがある。

治療後の生活の仕方など、しっかりお伝えする必要があったと改めて感じた症例だった。

 

 

症例1 飲み会続きの年末に起きたギックリ腰

患者

40代 男性 札幌市白石区在住

来院

28年12月

症状

昨夜、居酒屋から帰ろうと立ち上がった際に、腰部に痛みが走った。

以前から何度もギックリ腰やっている。いつもなら、なんとなく前ぶれがありギックリ腰になっていたが、今回は突然に痛みが出た。(毎回右側の腰痛)

年末ということもあり、飲み会続きで身体にも疲労を感じていた。

今は椅子からの立ち上がり、しゃがみ動作、前かがみから身体を起こす動作で腰が痛く、寝返りが出来ない。

配管を設置する仕事の為、普段からしゃがむ動作をすることが多い。

治療内容と経過

初診

痛みが出ている場所を押しても痛みはないが、筋肉の緊張が強くなっている。

仰向けになると腰部の違和感が強くなる。

自力で下肢を持ち上げてもらうと腰痛出たが、特に右下肢を持ち上げてもらうと痛み強かった。

他動的に下肢持ち上げても痛みは出なかった。

右足の甲にあるツボに鍼をした。

すると、右下肢を上げても痛みが出なくなった。

仰向けもつらくない。

次に右の腰部の筋緊張をとる為、右のふくらはぎと右の首に鍼をした。

右腰部の筋緊張低下して、腰を動かしても痛みが8割ほど低下していたので

この日はここで終了した。

 

2回目

前回の痛みが2割ほど残っている。

調子がよかった為、子供とソリ遊びをしてからなんとなく調子悪い感じがある。

立った状態で前屈してもらうと前屈40°~50°で腰痛出現。

鍼は前回同様に行った。

治療後、腰痛感じなくなったので、治療を終了した。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

大腰R、承山R、上天柱R

考察

仰向けでいると、腰が反る感覚で腰が痛い方は腰の筋肉である腸腰筋の緊張が強い事が多い。

また、普段から仕事で立ったり座ったりが多い為、ふくらはぎにも負担がかかっており、

今回はそれらにアプローチすることができたため、早期改善につながった。

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